2011年12月19日
(社)福岡県宅地建物取引業協会 博多支部

当日は、多くの博多支部会員の出席を頂き、福岡県における暴力団の現状とその対策についてセミナーを開催しました。
1部では福岡県警が製作のビデオ上映。暴力団が私たち一般市民にどのような場面（時と場所）で関わってくるのかをいくつかのケースを具体的にストーリーにしたものを観ました。
暴力団とのお付合いは、何か特別な場面での接触を機にと思われがちですが、ビデオを観るとすぐ身近なところに潜んでいると驚かされます。また、あいまいな返事や日本人特有のものをはっきり言わない、その場しのぎの対応が後から付け込まれ、大変な事になるそんな一例をビデオで学習する事ができました。
2部では現職の大西警部を講師により、ビデオの補足や実務上のお話を講義頂きました。暴力団とはひとりで立ち向かう事はなかなか難しいが、みんなで、地域で対応すれば何とかなる。博多署をはじめ、福岡県警がバックアップしますので、各自の暴排への強い意識（意思）を持ちましょう！と会を締めくくった。
最後に質疑応答で、参加の会員より「以前より交番の数が減ってしまった。犯罪への抑止力、警察との連携を考えればもう少し身近に交番を配置してほしい。」との要望があった。大西講師から「貴重なご意見は署に持ち帰って、今後の課題としたい。」と返答頂いた。