2011年3月23日
(社)福岡県宅地建物取引業協会 博多支部

平成23年3月15日（火）商工会議所ビルにおいて、流通促進委員会（委員長　角田　幸雄）主催の実務セミナーがとりおこなわれました。

第1部は講師に三井不動産販売九州株式会社　契約審査グループ　永濱　正孝氏をお招きし「ここに注意したい重要事項説明書、売買契約書の作成」と題して三井のリハウスが年間1,200件以上の契約実績の中で経験してきたトラブル事例を特約や特記事項に記載し顧客に説明することで、事前にトラブルを避ける方法や、物件調査の注意点など三井のリハウスだからこそと言えるような内容あるお話でした。
会場では「物件調査、周辺調査をそこまでやるの」という声も聞かれました。
十分な物件調査とリスク回避の特約で顧客満足度を向上させ、自社のリスクを軽減するというさすが大手の三井という内容だったと思います。

第2部は講師に税理士の内和田　義人税理士をお招きし「不動産オーナーの節税対策」と題して内和田氏の実務家税理士としての一歩踏み込んだ節税対策について、不動産経営は法人経営がよいか個人経営がよいかという基本的考え方から、所得税対策、相続税対策またその他の税金も含んでいかにバランスを取り総合的にかつ長期的に取り組むか、かなり踏み込んだ実践的なお話をお聞きすることができました。

今回の実務セミナーは大変好評でした。
流通促進委員会は会員の実務にお役に立つセミナーを企画いたします。
こんなセミナーをしてほしい等ご意見、ご要望を支部までお寄せください。